カード番号を書き留めずに電話でカード決済を受け付ける方法
ペンに手を伸ばすのはやめましょう。お客様が読み上げる番号をMOTO画面に直接入力するか、決済リンクを送信すれば、カード番号が紙に残ることは一切ありません。

お客様が読み上げるカード情報を決済端末に直接入力するか、決済リンクを送信してご自身で入力してもらいましょう。どちらの方法でも、番号はお客様から決済システムへ直接送られ、紙に残ることはありません。手付金を受け取る職人やクリニック、花屋、事前注文を受けるあらゆる店舗にとって、電話でのカード決済は日常的な作業です。問題は電話の会話そのものではなく、その後に残る付箋なのです。
なぜカード番号をメモしてはいけないのか?
カード業界ではそのメモを「保存されたカードデータ」とみなし、カードデータの保存に関するルールは非常に厳しいからです。カード業界のセキュリティ基準であるPCI DSSは、決済が承認された後、いかなる形式であれカードのセキュリティコード(カードにある3桁または4桁のコード)を保持することを禁止しています¹。「紙だから」という例外も、「後でシュレッダーにかけた」という例外もありません。これらのルールは本記事公開時点の最新のものです。レジの裏にあるカード番号のメモ帳は、盗難事故を待っているようなものであり、そのメモ帳の番号が不正利用された場合、調査はあなたの店舗のカウンターから始まります。
実際的な結論として、「ペンを取りますのでお待ちください」で始まる電話注文の運用は、仕組み自体に問題があります。解決策は、シュレッダー処理の習慣を良くすることではありません。お客様の口から決済システムまでの間にある「一時停止(メモ書き)」を取り払うことです。
MOTO決済とは?
MOTOとは「Mail Order / Telephone Order(通信販売・電話注文)」の略です。これは、お客様が手元のカード情報を読み上げている間に、加盟店が端末やPOSに直接入力する非対面(カード読み取り機に物理的なカードを通さない)の決済手段です。まさにこのような状況のために存在し、本格的な決済システムであれば必ず対応しています。

適切なMOTOの運用フローは以下の通りです:
カード情報を尋ねる前に手入力画面を開き、ペンを使う余地を作らないようにします。
最初に金額を入力し、声に出して確認します。
お客様にカード番号、有効期限、セキュリティコード、郵便番号を読み上げてもらいながら、各項目を直接入力します。
復唱するのは末尾4桁のみにし、番号全体は絶対に復唱しないでください。
実行し、画面で承認を確認したら、電子メールまたはSMSでのレシート発行を提案します。
開店時のチェックリストに追加すべき2つのスタッフ用ルール:ボイスメール(留守番電話)でカード情報を聞かないこと(録音は消去できない「データ保存」にあたります)、およびメールやテキストメッセージでカード番号を受け取らないこと。お客様が誤って送信してきた場合は削除し、折り返しお電話してください。
番号を読み上げてもらいたくない場合は?
決済リンクを送信しましょう。お客様自身の端末にセキュアなチェックアウトページが届き、ご自身でカード情報を入力するため、店舗のスタッフが番号を聞いたり扱ったりすることは一切ありません。電波状況が悪い場所でも、16桁の数字を2回聞き直して入力するよりスピーディです。

注文確定まで数分待てる状況であれば、決済リンクの送信がより好ましい標準手順です。お客様が今電話口にいて、通話を切る前に決済を完了させたい場合は、MOTOの手入力が最適なツールとなります。
電話決済の手数料はいくらかかるか?
タッチ決済(対面決済)よりもわずかに高くなります。手入力や決済リンクによる支払いは「非対面取引(カード非提示取引)」にあたり、物理カードの存在が検証できないため、決済事業者は手数料を高めに設定しています。Final Payでは、北米における対面決済の手数料が2.49% + 0.20カナダドルであるのに対し、非対面決済(MOTOまたは決済リンク)は2.90% + 0.20カナダドルです²。どの決済事業者でも同様の差額があり、チャージバック(不審利用の異議申し立て)に対する保護も弱くなる点に注意が必要です。カードが存在したことを証明するICチップやタッチ決済の記録がないため、異議申し立ての調査ではカード保持者側が有利になります。郵便番号の確認や、末尾4桁のみの復唱を行うことが主な防衛策となります。
もう1つ知っておくべき境界線:「非対面決済」と「カード情報の保存(Card-on-File)」は異なります。常連のお客様が毎回番号を読み上げるのを省きたい場合の解決策は、決済システム内部に保存されたカード(トークン化、つまり代替コードに置き換えられたもの)を利用することであり、自前のスプレッドシートに番号を保存することではありません。付箋へのメモを禁止するルールは、スプレッドシートへの入力にもそのまま適用されます。
最新のPOSではどのように機能するのか?
Finalでは、どちらのルートもFinal Terminalで利用可能です。MOTOを選択して金額を入力し、お客様が読み上げるカード情報を入力するか、「決済リンクを送信」を使用して、お客様が自身の端末で支払いを行えるチェックアウトページをメールで送信します。レジがカウンター端末ではなくスマートフォンである場合も、対面と非対面の区分は同様に適用されます。POSとしてのスマートフォン:できることとできないことをご覧ください。
では、メモを取らずに電話でカード決済を受け付けるには?
お客様が読み上げる情報をMOTO画面に入力するか、決済リンクを送信してご自身で入力してもらいましょう。どちらも数秒で決済が完了し、対面決済よりわずかに手数料が高い程度で、シュレッダーにかけるべきものを一切残しません。基本原則:カード番号が決済システムの外部(紙、ボイスメール、受信トレイなど)のどこかに存在しているなら、そのプロセスは欠陥があります。 電話の横に貼っておくための4ステップの運用法(カード番号ではなくチェックリストです)が必要な場合は、MOTOの使い方ガイドからご確認ください。
よくある質問
電話でカード決済を受け付けることは合法ですか?
はい、合法です。電話注文はMOTOと呼ばれる標準的かつサポートされている決済種別です。ルールは情報の取り扱い方を定めています。決済システムへ直接入力し、決済承認後はセキュリティコードをいかなる形でも保存してはいけません。
カード番号をメモしておき、後で入力してもいいですか?
いいえ、いけません。メモしたものはすべて「保存されたカードデータ」となり、決済承認後にカードセキュリティコードをどのような形式であれ保存することは禁止されています。通話中にリアルタイムで直接入力するか、代わりに決済リンクを送信してください。
MOTO決済とは何ですか?
MOTOとは「Mail Order / Telephone Order(通信販売・電話注文)」の略です。お客様が口頭で読み上げるカード番号、有効期限、セキュリティコード、郵便番号を、加盟店が端末に手入力する非対面決済(カード非提示決済)のことです。
なぜ電話決済は対面決済よりも手数料が高いのですか?
非対面決済(カード非提示)となるため不正利用リスクが高く、決済事業者が手数料を高めに設定しているからです。北米でのFinal Payの場合、対面決済が2.49% + 0.20カナダドルであるのに対し、非対面決済は2.90% + 0.20カナダドルとなります。
電話で何度も注文するお客様のために、カード情報を保存しておけますか?
ご自身のメモやスプレッドシートに保存することはできません。ご利用の決済システムがカードの保存に対応していれば、カード番号の代わりにトークン化されたコードが保存されるため、実際のカードデータに直接触れることなく安全に管理できます。
カード番号を口頭で読み上げるよりも、決済リンクの方が安全ですか?
一般的にその通りです。お客様が自身の端末で直接情報を入力するため、店舗のスタッフがカード情報を話す、聞く、入力することが一切ありません。
